東京ビジネスフォーラム③ジェームス・スキナー氏

ジェームス・スキナー氏 講演

科学はいつも同じ。

「モノを落とせば今日は落ちる、明日も落ちる。
明日は落ちない、ということはない。」

お金の世界も同じ。科学でルールがある。

だからお金持ちになりたければ、ルールに従えばいいだけ。

異変、変化はチャンス。毎日変化はある。

心と体(行動)を一つにすること。

×ただ座って「お金がほしい~。お金が降ってきますように~。」

みんなお金持ちになれない方法に行列する→宝くじ、ギャンブル。

ルール
「ビジネスをやる」

これまでお金持ちになった人の
2/3がビジネスをやった人
1/3がビジネスをやっていた人の家族。

情熱が分からない → 色々試すこと

日本のクラブ活動は1年間ずっと同じ。
あれは自分が何に向いてるか見つけにくい。

米はシーズンごとに変わるから野球をやったり
バスケをやったり、自分の可能性を色々試せる。

人生も、ビジネスも、この方法でやればいい。
成功した人は、10回~15回転職なんてザラ。

情熱を持ってルールに従えば、必ずできる。
稼いだお金で、自分が成長できなければダメ。

仕事 → ビジネス → 不動産投資

「あるけど使えない」は、「ない」と同じ。

グランドピアノをアメリカから日本に持ってくる輸送費と
玄関からリビングに上げるコストは同じだった。

引き寄せても、(引き寄せの法則)こっちがつかまないとダメ。
(受け取りの法則)

すぐ他の人に流れる。

いい物件はすぐに他の人のところにいく。


ビジネス

・ ビジネスとは

「全世界の人の全てのニーズに答えるプロセス」

「こういうサービスがあればいいな~」というニーズは
空中に浮いて、たくさんたまっている。

避雷針のようにイナヅマをビビッと集める。

(氏はそば屋の宅配の技術を見て、ピザ宅配アイデアが浮かんだが
ドミノピザに先をこされた。あとで「あれは俺のアイデアだ」と
いってもしょうがない。

リビングにピアノをひきあげたのは相手側だった。)

・ ビジネスは、小さいビジネスより大きいビジネスの方がいい。

作りやすい。

小さいビジネスはしんどい。
ビッグな人を集めやすい。力がある人は一緒にやってくれる。

資本が集まりやすい。

今は、史上はじめて、お金(資本)がありあまっている時代。
割り当てが大きくなる。

氏は、20代で300万の会社を立ち上げたとき
リクルートに売り込みにいって、10億円の予算がついた。

流通も大きくなる。

・ ビジネスポイント

①価値は掛け算できる。

昔、出版社に日本で「哲学」は売れないと言われた。「スキル」でないと。
でも今は求められている。

競合相手を見るな。お客さんを見よ。
競合相手のとの競争はお客さんには関係ない。

想像力が大切。アイデアの横並びはダメ。

航空会社、機内の音楽300チャンネルを400チャンネルに
したってダメ。お客さんどうでもいい。

空港にポーターをつけて、荷物を運んでもらったり
車を駐車場に入れてくれるサービスをやればいい。

ホテルでできるんだから、空港でもカンタンにできる。
どこもやってないことをやる。

できることからやっちゃいけない。
できる人に協力してもらう。


不動産

①自分の解決できる問題のある物件を探す

ヒビを埋めてペンキ塗る。

今の住まいの不満は?と聞いたら
1位はペット、猫が飼いたい だった。

→猫と住める専用のアパートにしたら満室に。

②更地を買って10年待つ。

地価が上がりそうなところ

③困っている売主を探す。


チャンピオンになるため生まれた

片足のレスリングの選手がいた。
言い訳を捨ててチャンピオンを目指した。

「両足は使えないけど、何か勝つ方法があるはずだ。」

彼は諦めなかった。チャンピオンになった。
あなたもそうだ。

「あなたはチャンピオンになるために生まれてきた」
人生の最後に「私は生きた。精一杯生きた。」といって
死んでいこう。

そして、チャンピオン同士また向こうで会おう。


ビジネスは、「愛」

ハートをもって、価値を与える。
お客様を愛する(大切にする)

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子供をなくした夫婦がいた。
奥さんはもう子供を産めない体になってしまった。

夫婦は子供と一緒に、ディズニーランドに行くのが夢だった。
1才の誕生日だったはずの日に、夫婦は2人でディズニーランドに行った。

お子様ランチを頼んだ。
しかし、店にはルールがあった。

「お子様ランチは12才以下の子供にしか出せない。」

女性スタッフがそれを言うと、夫婦は事情を説明した。

すると女性スタッフは、「分かりました。出しましょう。」と言った。
彼女はルールを破った。

そして
「3名様ご案内です。」
と言った。

これが、「愛」だ。

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